ココロとカラダのスイッチをオフにする
リラクゼーション空間。

長崎市の中心地・浜町にほど近い中通りに、今年5月にオープンした『ほぐし cafe 遊庵』。指圧マッサージとカフェが融合したお店です。オーナーの大石享史さんは、元プロボクサーという異色の経歴の持ち 主。「23歳で現役を一旦退いてから専門学校に通い、同時にお店にも入って、マッサージ施術者としてのキャリアをスタートさせました。」東京で1年間、施術者としての経験を積み、この度の帰郷となりました。 今回、店舗の設計・施工をした谷川建設との出会いは、大石さんのご両親がきっかけでした。東京で仕事を続けながら開店準備を進める大石さんに代わって、良い施工会社はないか探し歩いていたご両親。ふと、 お二人の目に留まったのが、谷川建設リフォーム部の建物の外観でした。「オシャレな外観に惹かれて中に入ってみたら、どうも施工会社らしい、ということで、いろいろ話しを聞いてみたそうです。」 大石さん自身もネットなどで施工会社を探しましたが、帰郷した折に、営業の柴田社員と会って気持ちが固まります。 「柴田さんと話してみて、昔から知ってるような親しみを感じました。安心してそのままお任せすることにしました。」

電球色の照明が心地良い店内は、癒しを感じさせる落ち着いた佇まい。「少しバリをイメージしつつ、和とアジアを融合した『和ジアン』なお店にしたかったんです。」という大石さん。白壁と木のコントラストが効いた店内に、あえて古い建具やガラスをパーティションに使用。新規店舗ながら、ノスタルジックな雰囲気も併せ持っています。また、他の空間よりも一段高くしてある施術スペースは、非日常のリラクゼーション空間。「靴を脱いで一段上がる」ことで、日常のスイッチをオフにする。巧みな演出が心理的なリラックス効果を生む、とても心地良い店舗となりました。

Before After

Before
After
Before
After